慶州方形台座石造如来座像 01
慶州方形台座石造如来座像 02
慶州方形台座石造如来座像 03
慶州方形台座石造如来座像

「慶州方形台座石造如来座像」は、統一新羅時代に造成された仏像と推定され、1974年からソウル市有形文化財に指定され管理されてきましたが、文化財的価値が新たに認められ、2018年に国家指定文化財宝物に昇格しました。堂々とバランスの取れた身体比例と豊かな量感が目立つ表現、繊細な扇形の服のしわなどから慶州石窟庵本尊像を継承した統一新羅時代の仏像彫刻の高い水準を垣間見ることができます。

この石造如来座像は、現存する統一新羅時代の石仏のうち、頭と胴体が一体となって完全に整えられ、蓮文様が刻まれた四角い台座まで残っている唯一の仏像と評価されています。

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